スナイパー (Sniper)

《Dispn》(Disp exposant n、複製可能な作品中1点を展示)シリーズ
ウェブ上およびインスタレーションでのインタラクティブ装置、1999年
サミュエル・ビャンキニ(Samuel Bianchini)

プログラミング: エマニュエル・メオワ(Emmanuel Méhois)(ウェブ)、
ウサマ・ミュバラク(Oussama Mubarak)(インスタレーション)
ハイナー・シュタットラー(Heiner Stadler)に《Warshots》より映像の使 用許可をいただきました。
To access the online work: https://sniper.dispotheque.org

 

 


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スナイパー サミュエル・ビャンキニ(Samuel Bianchini), 1999
「メンテナンス(Maintenance)」、個展、ヨーロッパ高等映像学校(École européenne supérieure de l’image)(ポワチエ、フランス)、2010 年5月4日-6月4日。
写真撮影 : © Samuel Bianchini - ADAGP

 

 


《スナイパー》では、スナイパーによって狙撃された女性が倒れる数秒間 の映像のシークェンスが体験できる。映像はドイツ人監督ハイナー・シュタ ットラーの《Warshots》から抜粋したものであり、「スナイパー」はこの作 品へのレスポンスである。映像はそれぞれ25分割されている。分割されたコ マの上をカーソルが通過すると、通過されたコマは続きを映し出す。そのた め、画面を構成する複数の映像の断片は、転倒のさまざまな瞬間を同一平面 上に並べることになる。この「時間の奥行き」が「観客の操作」の対象とな る。このようにして、観客はスナイパーにとって代わる。観客は画面中の状 況に責任を負わされていることにしだいに気づき、自分の行動がどのような 結果を引き起こすのか意識することになる。


 

 


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スナイパー サミュエル・ビャンキニ(Samuel Bianchini), 2009
「メディアの現実において操作すること(Opérer dans la réalité médiatique)」、博士論文口頭試問個展、パレ・ド・ドーキョー / 現代創 造サイト(Palais de Tokyo - Site de création contemporaine)、パリ、 2004年11月16日-12月5日。
写真撮影  : © Samuel Bianchini - ADAGP